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奥村徹弁護士の見解(06-6363-2151 hp@okumura-tanaka-law.com)

奥村徹(大阪弁護士会)の弁護士業務と研究活動(不正アクセス禁止法・児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律 青少年健全育成条例、強制わいせつ罪、強姦罪)、児童福祉法、児童に対する性的虐待・性犯罪、著作権法、信用毀損、名誉毀損、わいせつ図画公然陳列、電子計算機損壊等業務妨害、その他サイバー犯罪、プロバイダ責任制限法などが中心です。)の一片を御紹介しています。専門分野は御覧の通りです。  福祉犯や児童に対する性犯罪の弁護経験は裁判所に係属した事件だけで150件を超えました。

監護者わいせつ罪監護者性交等罪

 監護者というのは、法制審議会の会議録で「精神的に未熟な18歳未満の者については,生活全般にわたって自己を監督し保護している監護者に精神的・経済的に依存している関係があることに着目して,そのような関係性を利用して監護者が性交等をした場合には,18歳未満の者が性交等に応じたとしても,それは自由な意思決定に基づくものとは言えない,このような考え方から設けようとする罪」という説明があるので、実父とか養父とか連れ子とかを前提にしていると思います。

性犯罪に対処するための刑法の一部改正に関する諮問第101号について
http://www.moj.go.jp/content/001204028.pdf
要綱(骨子)
第一 強姦の罪(刑法第百七十七条)の改正
十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、五年以上の有期懲役に処するものとすること。
十三歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とすること。
第二 準強姦の罪(刑法第百七十八条第二項)の改正
人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、第一の例によるものとすること。
第三 監護者であることによる影響力があることに乗じたわいせつな行為又は性交等に係る罪の新設
一 十八歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じてわいせつな行為をした者は、刑法第百七十六条の例によるものとすること。
二 十八歳未満の者に対し、その者を現に監護する者であることによる影響力があることに乗じて性交等をした者は、第一の例によるものとすること。